人口

16万人

フライト所要時間

• 東京（成田空港）から直行便で約3時間40分
• 大阪（関西空港）から直行便で約3時間30分
• 名古屋（中部国際空港）から直行便で約3時間40分
• 福岡（福岡空港）から直行便で約3時間50分

概要

太平洋のマリアナ諸島の南端、フィリピンの東に位置する亜熱帯気候の島。南北約48km、幅14～20km、面積は約550k㎡で淡路島とほぼ同じ大きさ。現在はアメリカ合衆国の領土の一部となっているが、正式な州ではなく準州である。原住民は東南アジア系のチャモロ人で、紀元前2000年頃には住み着いていたと思われる。16世紀のヨーロッパの大航海時代に太平洋に進出したスペインにより統治され、島の西欧化が始まった。スペイン支配の後はアメリカ、日本、そして再びアメリカと、チャモロ時代を含めて5つの異なる統治時代を経てきた。現在のグアムはハワイ・サイパンと並ぶ太平洋のリゾートアイランドとしての地位を確立しているが、特に地理的に近い日本人にとって、最も短時間で行けるアメリカ・南国リゾートとして人気が高い。

時差

+1時間

言語

公用語は英語とチャモロ語。日本語が通じるエリアもある。

空港

グアム国際空港

• ロタ島まで直行便で約30分
• サイパンまで直行便で約50分
• パラオまで直行便で約2時間5分
• マニラまで直行便で約3時間50分

鉄道駅

鉄道はなし

知っておきたい グアム旅行のアドバイス

ベストシーズン

グアム旅行のベストシーズンは、もしダイビングが目的であれば12月～5月までがベストであると言える。基本的にグアム一年中ダイビングに最適な時期ではあるが、乾季であるこの期間がより海の透明度が増すので最高の条件であると言える。ダイビングをしなくても11月～5月の乾季のほうが、6月～10月の雨季よりは晴天が多く天気も安定している。8月～10月は台風シーズンで雨が多く、また運が悪いと台風に遭遇することもある。

ツアーの料金はいつ安い?

グアム旅行のツアー料金の最安値の時期は、GW(ゴールデンウィーク)後の5月中旬から夏休み前の7月上旬までの期間で、次いで11月中旬から12月中旬にかけてが安い。さらにGW直前の4月中旬と年明けの1月中旬から下旬あたりもかなり安い。逆に年末年始とお盆の期間はずば抜けてツアー料金は高い。それに比べるとGW期間と4・5連休になった場合の秋の連休はそれほどは高くない。また一週間の中では日・月・火曜日出発はかなり安くなる。

旅行プラン

グアム旅行の海外格安ツアーは4日間ツアーと3日間ツアーが一番多く、次いで5日間ツアーが多い。日本から直行便で3時間半ほどで行ける小さなグアム島は4日間ツアー程度がちょうどよい日程である。ただし日本を夜に出発し、グアムを早朝出発するプランだと現地滞在時間はかなり短くなる。仕事帰りで旅行に行くビジネスマンや学生旅行には便利であるが、家族旅行には不向きである。海外格安ツアーの場合は全てフリープランで同じホテルに連泊なので、リゾート滞在の良し悪しはホテル選びで決まるといってよい。オーシャンビューの部屋であれば、ホテル滞在時も海を楽しめる時間とも言えるが、当然ながらツアー料金は高くなる。

服装の準備

グアムの年間平均気温は27℃なので、一年を通して夏の服装で大丈夫である。ただし冷房がきつい施設もあるので羽織るものがあるとよい。そして日焼け止めとサングラスも必携品である。

治安と衛生

グアムの治安はかなり良いが、観光客を狙った犯罪は増加している。特に夜は危険度が増すので、美しい夜景が見られる観光名所であっても十分に注意しなければならない。また車上荒らしも頻繁に起きている。水道水は石灰分が多いので飲まないほうがよい。

チップ

チップは完全に常識となっている。ホテル、レストラン、タクシーなど全てで必要であるが、サービス料を含むレストランやセルフサービスの店では不要。

電圧

グアムの電圧は120V/60Hz、コンセントもAタイプが多いので日本の電気製品がそのままでも全く使えないわけではないが、長時間の利用や製品によっては危険である。変圧器の利用がおすすめ。

旅行注意点

ホテル、レストラン、バー、空港など公共スペースは全て禁煙である。グアムのビーチでは監視員とライフセーバーがいない場合が多いので、水難事故には自力で対応しなければならない。グアム島をレンタカーで巡る場合、南部の道路はサンゴ礁混合の滑りやすいアスファルトが多いので雨が降ると滑りやすい。

通貨

ドル[$][USD] 補助単位はセント[￠]。1￠コインは「ペニー」、5￠コインは「ニッケル」、10￠コインは「ダイム」、25￠コインは「クォーター」の通称で呼ばれることが多い。

観光地・名所・見どころ

タモン

グアム島の中心部に位置するタモンの入り江一帯は、グアム島の中で最もにぎやかで年間90万人近い日本人観光客が訪れる、正にグアム島観光の中心地と言えるエリアである。グアムの美しい白浜の南国ビーチのイメージはこのタモンビーチが代表である。ホテルロードと呼ばれるサン・ビトレス・ロードにはグアム有名な高級リゾートホテルが建ち並んでおり、ショッピングとグルメで夜遅くまでにぎわう。タモン湾の北端にはグアム島一の景勝地・恋人岬やビヒア岬があり、ここからのフィリピン海の見晴らしは抜群である。

タムニング

グアム島でタモンと並んで活気あふれる街が、タムニングである。イパオ岬へ走るメインストリート周辺には観光客に人気のグアム・プレミア・アウトレットが点在し、グアム第2のホテル街も広がっている。日本国総領事館やグアム政府機関、パラオ共和国グアム事務所などが入った大規模なITCビルもこのエリアにあり、グアムの政治・経済の中心地ともなっている。また、グアムのビバリーヒルズとも呼ばれるほどの高級住宅地ジョーンズタウンや、グアム島で唯一の総合病院であるグアム・メモリアル病院もこのタムニングにある。

ハガニア

グアムの首都であり、スペイン統治時代の面影が残る町として人気が高いのが、ハガニアである。カトリックのハガニア大聖堂がこの町のシンボルであるが、瀟洒なヨーロッパの香りとヤシの葉あふれる南国の空気の混ざり合いがグアム独特の魅力を醸し出している。歴史的には原住民チャモロ時代、スペイン時代、アメリカ時代、日本時代、そして現在のアメリカと5つの統治時代の遺産と文化を残しており、ラッテストーン、チャモロ・ビレッジ、スペイン広場、ドゥンカ・ハウスなど興味深い名所が目白押しな、グアム歴史散歩の町である。

ウマタック

グアム島にある砦で最も有名で、しかもビューポイントとして人気抜群でおすすめなのが、ウマタックにある「ソレダッド砦」である。スペイン統治時代に築かれたこの砦にある巨大な大砲はメキシコ製のレプリカであるが、スペイン国旗が刻まれ見事な迫力である。さらにこの砦からサン・ディオニシオ教会の見えるウマタック湾を見下ろす風景は、グアム一美しい風景とさえ言われている。ウマタックはグアム島で一番小さな町であるが、あのマゼランが西洋人として初めてグアム島に上陸した場所であり、マゼラン上陸記念碑が建っている。

イナラハン

グアム政府指定の歴史保護区となっているイナラハンは、チャモロ文化の伝統とスペイン統治時代の面影が色濃く残る町である。その中でもこの町のシンボルとなっているのはグアム島で一番美しい教会と言われる「聖ヨセフ教会」である。この教会は1680年建てられたが、現在の建物は1940年に再建されたものである。またグアム島土産のペンダントやTシャツのデザインになっている大きな手の人間像は、このイナラハンのガダオ洞窟に描かれた壁画である。他にもベア・ロックや天然プールなどグアム島の自然造形の名所が人気である。

タロフォフォ

グアム島に残るジャングルとして最も有名なのが、タロフォフォである。一番の見どころは何といってもグアム島最大の滝である「タロフォフォの滝」であり、この滝は地上からだけでなくロープウェイに乗って空中から眺めることもできるのが魅力である。また滝の近くにはグアムの元日本兵・横井庄一氏が28年間にわたって潜伏生活を営んでいた洞窟がある。海に面したタロフォフォ湾はグアムでは珍しく海底が砂地となっているため、サーフポイントとして人気が高く、地元のサーファーや観光客のサーフィン姿を目にすることができる。

マンギラオ

グアム島の学園村と言われるマンギラオであるが、その中心はミクロネシア地域で唯一の総合大学・グアム大学である。大学の教育はアメリカの基準に沿っており、アジアを中心に世界中から学生が集う。大学院付属の海洋研究所は世界的にも有名で、ミクロネシア地域研究センターとともにグアム島の研究調査機関として水準の高い広範囲の海洋研究が進められている。また、グアム島の花とフルーツを満喫したいなら、ジャングルの中の約3,000坪の園内に150種類以上の熱帯植物が見られるサンキョー・ガーデンがおすすめである。

デデド

グアムで一番人口が多いのがデデドである。グアム島北部の隆起サンゴの石灰岩でできた地盤は農業や牧畜に適していたため、農園が栄え急速に人口が増えて活気あふれるエリアになった。ここのおすすめスポットというより、グアム島観光の必須スポットと言ってよいのが「恋人岬」である。グアムで最も有名な景勝地であるだけでなく、この岬がグアムのシンボルとして島旗にも描かれているほどである。海抜約122mの岬の展望台からはタモン湾からイパオ岬までの大パノラマが広がり、いかにもグアム島らしい圧倒的な風景を満喫できる。

メリッツォ

グアム島の中で一番南に位置する村で、大自然に恵まれたグアムで最も美しい村と言われている。コロンブスの丘や聖母マリア・カマリン公園、ベルタワーと呼ばれる鐘楼など、スペイン統治時代の文化遺産が点在している。ココス・ラグーンと呼ばれるコバルトブルーのクリアな海は「奇跡の青」と呼ばれるほどの美しさでグアム島旅行では絶対に見逃せないおすすめの場所である。このラグーンの先には全長約1.4kmの無人島ココス島があり、グアムを代表するマリンスポーツ基地となっており、ウィンドサーフィンなどが楽しめる。

旅行者に人気のリゾートホテル

ホリディリゾート＆スパ グアム

グアムの随一の繁華街タモン地区の中心に位置し、タモン湾を望むビーチフロントが魅力のホテルである。豪華なシャンデリアにアールデコ調のロビーなど、グアムでは珍しいラグジュアリーなヨーロッパの雰囲気が特徴のホテルであるが、サービスは本格的なアメリカ式のリゾートホテルである。シックなインテリアで落ち着きのある客室はスタンダードタイプでもダブルサイズやキングサイズのベッドが用意されており、広々としている。グアムでも人気の本格的なバリ式マッサージが堪能できるスパ・バリがある。
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グアムプラザ

グアムの中心タモン地区に立地し、14種類のアトラクションを備える「ターザ・ウォーターパーク」と大型ショッピングモールが併設したリゾートホテル。「ターザ・ウォーターパーク」はグアム屈指の水の遊園地として特に家族連れの旅行者に大人気である。最高斜度45度のスリリングなスライダーや洞窟内を滑り降りるスライダーなど、ユニークなアトラクションが満載である。ホテルの宿泊者は特別料金で利用できる。グアムのエコノミーリゾートホテルの筆頭と言える存在である。
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PICグアム

グアムで最大の総合スポーツリゾートとして有名。700室以上の客室を備える大型ホテルで、全室オーシャンビューのロイヤルタワーとオセアナAとBとで構成されている。ホテル内のアクティビティは1日では遊びきれないほどのスケールで、グアムはもちろん、世界でも珍しい熱帯魚と泳げる水族館や、水中バレーボール、キッズウォーター・ズーやラグーンでのカヤックなど、アトラクションの数は70種類以上にも及ぶ。南国グアムで家族とアクティブに過ごすには最適なホテルといえる。
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オンワードビーチリゾート

グアムでアクティブなスポーツを堪能したい旅行者に最もおすすめなホテル。タモン湾では規制があってできないジェットスキーなどのアクティビティもこのホテルが面するハガニア湾なら思いのまま楽しめます。またグアムはもちろん、ミクロネシアでも最大級の規模を誇るウォーターパークは、絶叫系スライダー「マンタ」をはじめ、 ウォータースライダー4台、波のプール、子供用プール、屋内プール、ホットタブがあり、子供から大人まで宿泊のお客様は無料で利用できます。
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ヒルトングアム・リゾート＆スパ

太平洋の白い砂浜が広がるタモンベイの南端に建つ南国ムードたっぷりの滞在型高級リゾートホテル。恋人岬が一望できるロケーションが人気である。タモンビーチは目の前にあり、全室オーシャンビューの客室からは素晴らしい海の景観を楽しめる。グアムでも人気のスパ「SPA ayualam（スパ アユアラン）」や、フィットネスセンター、プールをはじめとするウォーターアクティビティ、花と緑があふれるトロピカルガーデンなど、リゾートライフに必要なあらゆる施設が充実している。
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フィエスタリゾート グアム

グアムで最もビーチに近いホテルとして知られ、タモン湾のほぼ中央に立地するホテルのバルコニーからはグアムの海の抜群の眺望が楽しめる。敷地内にあるプールからはそのままビーチへ出ることもできる。免税店や人気ショップ、レストランが集まるグアムの注目スポットである「プレジャーアイランド」までは徒歩で約10分で、ショッピングにも便利である。女性客に特に力を入れており、レディースルームは全てのアメニティや壁の色まで女性向けにしつらえてある。
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ホテル ニッコー グアム

グアムでも屈指の規模を誇る高級リゾートホテルである。客室も公共スペースも全てがゆとりある空間が特長。岬に位置しているため、サンセットやタモン湾側のホテル街とガンビーチ側の恋人岬の両方の景観が楽しめるのも魅力である。ホテル敷地内のプールは、グアムの形をしたメインプールの他、子供も楽しめるプール、スライダープールなど充実しており、ビーチサイドではショーやバーベキューなども開催され、南国グアムならではの休日を思う存分満喫できる。
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シェラトン ラグーナ グアム リゾート

グアムにある高級リゾートの中でも、ハガニア湾を一望できるオカ岬という最高の立地を誇るのがシェラトンラグーナグアムである。崖の上に造られたインフィニティプールやスパ、チャペル、そしてバラエティに富んだレストランの充実が素晴らしい。高い吹き抜けのロビーなど非常にゆったりした空間が特徴で、グアムの大人の休日のイメージにはぴったりの落ち着いた雰囲気のホテルである。子供用のプールと大人向けのプールも分かれている。
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グアム リーフ ＆ オリーブ スパ リゾート

タモンビーチに位置し、インフィニティタワーとビーチタワーの2棟から構成されるビーチフロントのリゾートホテルである。このホテルの圧巻はロビーからの景色である。全面ガラス張りの窓の向こうにはグアムの素晴らしい大海原を眺めることができる。さらにその海と繋がって見えるインフィニティプールも宿泊者に大好評である。客室は全体にやわらかな色合いのウッディな雰囲気が特徴で、落ち着いたくつろぎの空間を楽しめる。日本でもグアムでも人気のカジュアルレストラン「Egg'n Things」もある。
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アウトリガー グアム ビーチ リゾ－ト

グアム随一のエンターテイメント施設が集まるプレジャー・アイランドの中心にあるバリ島をイメージさせるコーディネートのホテルである。全室オーシャンビューで、客室からは美しいタモン湾を望むことができる。ロビーフロアではグアムらしいフラワーレイのデモンストレーションも見られる。アンダー・ウォーター・ワールドなどのエンターテイメントセンターやショッピングセンター「ザ・プラザ」に直結し、正面にはDFSギャラリアという大変便利なロケーションである。
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ハイアット リージェンシー グアム

グアムを代表する高級プレミアムリゾートホテル。タモン湾に面して建てられた全室オーシャンフロントビューの客室はスタンダードタイプでも約42㎡の広さを持ち、バルコニーからはグアムの美しい海を眺めることができる。ホテルの目の前には約150mのホワイトサンドのプライベートビーチもある。飼鳥園、熱帯植物園など緑もふんだんに溢れ、さらにプールやウォータースライドを始めとする様々なアクティビティも揃っている。夕方にはプールサイドでバーべキューを楽しむことができる。
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ウェスティンリゾート グアム

グアムのリゾートホテルの中でも、楕円柱型のモダンな外観が美しいホテル。5階にあるロビーは21階の最上階まで吹き抜けで開放感たっぷりである。客室は全室にヘブンリーベッドとヘブンリーバスが完備され上品なインテリアが大人の雰囲気を醸し出している。室内設備やアメニティも非常に充実している。ホテル内には2か所のプールとジャグジー、マリンアクティビティセンター、寿司からイタリアン、バーベキューまで揃う7つのレストランが用意されている。
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