人口

64万人

フライト所要時間

• 東京（羽田空港）から直行便で約9時間20分
• 東京（成田空港）から直行便で約9時間
• 大阪（関西空港）から乗り継ぎ便で約13時間
• 名古屋（中部空港）から乗り継ぎ便で約12時間15分
• 福岡（福岡空港）から乗り継ぎ便で約12時間

概要

アメリカ西海岸のワシントン州にあるシアトルは、日本人にとってはイチローが長年活躍したシアトルマリナーズと、世界的に有名なカフェであるスターバックス発祥の地として知られる。海と山に囲まれた街は水と緑に彩られ「エメラルド・シティ」と呼ばれている。ダウンタウンとその東側にあるウォーターフロントがシアトル観光の中心となる。街のシンボルは高さ184mのUFOが乗ったような独特の形のスペース・ニードルで、ここから眺めるマウントレーニアの夕景は絶景である。アメリカ屈指の歴史を持つワシントン大学も観光名所の一つである。

気温	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月
平均最高気温(℃)	8.2	9.8	11.9	14.5	17.9	20.9	24.2	24.4	21.2	15.2	10.3	7.4
東京(参考)	9.9	10.4	13.3	18.8	22.8	25.5	29.9	32.1	28.2	21.8	16.9	12.4
平均最低気温(℃)	2.7	2.7	4.1	5.7	8.5	11.1	13.1	13.3	11.2	7.7	4.4	2.0
東京(参考)	2.5	2.9	5.6	10.7	15.4	19.1	23.0	24.5	21.1	15.4	9.9	5.1

気温	1月	2月	3月	4月	5月	6月
平均最高気温(℃)	8.2	9.8	11.9	14.5	17.9	20.9
東京(参考)	9.9	10.4	13.3	18.8	22.8	25.5
平均最低気温(℃)	2.7	2.7	4.1	5.7	8.5	11.1
東京(参考)	2.5	2.9	5.6	10.7	15.4	19.1

気温	7月	8月	9月	10月	11月	12月
平均最高気温(℃)	24.2	24.4	21.2	15.2	10.3	7.4
東京(参考)	29.9	32.1	28.2	21.8	16.9	12.4
平均最低気温(℃)	13.1	13.3	11.2	7.7	4.4	2.0
東京(参考)	23.0	24.5	21.1	15.4	9.9	5.1

時差

-17時間(サマータイム実施時期は-16時間）

言語

公用語は英語

空港

シアトル・タコマ国際空港

• サンフランシスコまで直行便で約2時間10分
• ロサンゼルスまで直行便で約2時間40分
• ラスベガスまで直行便で約2時間20分
• ソルトレークシティまで直行便で約2時間
• バンクーバーまで直行便で約50分

観光地・名所・見どころ

スペースニードル

シアトルのシンボルとなっている高さ184mの独特の形をしたタワーである。塔の上部にはまるでUFOを思わせるような円盤がくっついており、ここが展望台になっている。展望台の高さは158mであり、ここからは360度遮るもののないシアトルの大パノラマを楽しむことができる。美しいエリオット湾はもちろんのこと、天気の良い日にはマウント・レーニエやオリンピック山脈も望むことができる。展望台の下はレストランにもなっており、シアトル観光では絶対に外せないスポットである。

ウォーターフロントパーク

港街であるシアトルの雰囲気を一番感じることができるのがウォーターフロントパーク界隈である。ここはエリオット湾に面した公園で、中でもピア57から59にかけて広がる板張りの遊歩道に面してシーフードレストランや観光フェリーあり、ここから眺めるシアトルのスカイラインは最も絵になる風景として有名である。シアトルに来たらぜひここで潮の香りを味わいながらスターバックスコーヒーを飲んでゆっくりと過ごしてみたいものである。

シアトル・マリナーズ

シアトル・マリナーズは日本人にとっては、イチローが長年所属していたために最も親しまれた大リーグチームである。また、ケン・グリフィー・ジュニア、ランディ・ジョンソン、アレックス・ロドリゲスなどの名選手を輩出した名門チームでもある。ホームグラウンドのセーフコフィールドは開閉式の屋根と美しい天然芝で知られる球場で、鉄骨がむき出しの独特の外観はシアトルのランドマークとなっている。

パイク・プレイス・マーケット

シアトルで一番人気の観光スポットといってよいのが、パイク・プレイス・マーケットである。100年以上の歴史があるこの市場はアメリカで最も古い歴史をもつマーケットの一つである。シアトルならではの新鮮な魚介類や野菜・果物など200以上の店舗と80を超えるレストランがひしめいている。このマーケットで特に有名なのが、商談がまとまったときに商品の魚介類を放り投げるフライグ・フィッシュであり、このパフォーマンスを見に多くの観光客が集まる。シアトル発祥のスターバックス1号店もこのマーケットにある。

パイオニアスクエア・パーク

シアトル発祥の地といわれる由緒ある歴史保存地区の公園である。石畳が広がる三角形の広場には、美しいビクトリア調のパーゴラや、アラスカのトリンギット族が彫ったという高さが18mもある巨大なトーテムポールがある。このトーテムポールは最初のものはシアトルの有力者がトリンギット族から盗んできたものであったが、焼失してしまったため改めて正式にトリンギット族に作製を依頼して作ってもらったものだという。

ワシントン大学

シアトルはもちろん、ワシントン州で最大の名門大学がワシントン大学である。ユニオン湾に面した広大なキャンパスには、20世紀現代アートが常設のヘンリー・アートギャラリーや、シアトルの文化自然のコレクションで知られるバーク博物館、日本庭園もあるワシントン大学植物園、大学生協が人気のユニバーシティディストリクトなど、学生だけでなく観光客も立ち寄れる施設が多く、今やシアトルの観光スポットの一つとして定着している。

インターナショナルディストリクト

シアトルには多くの中国人がいたためかなり昔からいわゆるチャイナタウンがあったが、近年は中国人だけでなく広くアジア系民族が集まる場所となってきたため、インターナショナルディストリクトという名称に変更になった。エキゾチックな香り漂うこのエリアには、中国、韓国、日本、ベトナム、フィリピン、カンボジア、ラオスなどの出身者が経営するレストランや店舗が並び、アジアらしい賑やかさを呈している。

ボーイング社エベレット工場

シアトルは世界最大の航空機メーカーであるボーイング社の本拠地として有名である。シアトルダウンタウンの北40kmのところに東京ドーム8.5個分の巨大な工場があり、ボーイング777や787型機が組み立てられているそのスケールは圧巻である。工場にはボーイングのオリジナルグッズなどが揃ったギフトショップもあり、航空機マニアにはたまらない。シアトルの観光名所の一つであり、日本語ガイド同行ツアーも催行されている。

マウントレーニア（マウントレニエ）

スターバックスのコーヒーにはマウントレーニアのブランドがあるが、これはスターバックス発祥のシアトルから望むことができるアメリカ最大の氷河を持つ美しい山・マウントレーニアからきている。標高4392mの山の周囲はマウントレーニア国立公園になっており、シアトルかタコマからレンタカーかツアーバスを利用して行くことになる。夏季には山麓に色とりどりの花が咲き乱れ、パラダイスと呼ばれている。

オリンピック国立公園

シアトルの北西にある広大なオリンピック半島の山岳地は世界遺産に指定されているオリンピック国立公園である。山岳、熱帯雨林、海岸と変化に富んだ気候帯と長い年月をかけて形成された氷河の連山が訪れる観光客を魅了する。すばらしい眺望のハリケーンリッジや、三日月型のクレセント湖、太古の森ホー・レイン・フォレストなどが見どころである。シアトルからオリンピック国立公園への日帰りツアーも用意されている。