中国への観光旅行・ビジネスのためのビザ(査証)取得と渡航手続き
中国の観光ビザ・業務ビザ
日本人は、中国に入国した日から15日以内の滞在ならば、観光目的・業務(商用)目的どちらの場合も原則としてビザは不要である。ただし、日本を出発する時点で中国からの帰国用または第三国行きの航空券を所持していることが条件となる。16日以上の滞在となる場合および特殊な旅行をする場合はビザを取得する必要がある。
- 有効期間
- 観光目的シングルビザは、滞在期間が30日、90日、180日のものがあり、いずれも有効期間は3ヶ月。業務目的シングルビザも、滞在期間が30日、90日、180日のものがあり、いずれも有効期間は3ヶ月。業務目的ダブルビザは、滞在期間が30日、90日のものがあり、どちらも有効期間は6ヶ月。
- 入国回数
- シングルビザは、有効期間内の1回に限り入国可能。ダブルビザは、有効期間中に2回入国できる。
- ビザ申請に必要な書類
-
観光目的(Lビザ)
- 申請者のパスポート原本とコピー(2ページ以上のビザ空白ページがあり、有効期限が少なくとも6ヶ月以上残っていること)
- 直近6ヶ月以内に撮影された証明写真(サイズ4.8cm×3.3cm、カラーで正面から撮影されており、無帽で白い背景に貼り付けること)
- 「中華人民共和国ビザ申請書」を正確かつ完全に記入すること
- 往復航空券の予約書
- ホテルの予約書、または中国国内の機関または個人からの招待状と、招待者の身分証明書の両面のコピー(中国国民の場合)、パスポートの写真ページと外国人の場合は中国の居留証明書のコピー
- 申請者のパスポート原本とコピー(2ページ以上のビザ空白ページがあり、有効期限が少なくとも6ヶ月以上残っていること)
- 直近6ヶ月以内に撮影された証明写真(サイズ4.8cm×3.3cm、カラーで正面から撮影されており、無帽で白い背景に貼り付けること)
- 「中華人民共和国ビザ申請書」を正確かつ完全に記入すること
- 中国国内の企業から提供された商業活動文書、経済貿易イベントの招待状などの書類
- 複数回のMビザを申請する場合は、上記の書類に加えて、過去に中国を複数回訪れたビザや出入国記録のコピー、または認可を受けた組織からの複数回のビザ招待状の提出が必要です
- 申請者のパスポート原本とコピー(2ページ以上のビザ空白ページがあり、有効期限が少なくとも6ヶ月以上残っていること)
- 直近6ヶ月以内に撮影された証明写真(サイズ4.8cm×3.3cm、カラーで正面から撮影されており、無帽で白い背景に貼り付けること)
- 「中華人民共和国ビザ申請書」を正確かつ完全に記入すること
- 中国国内に居住する中国国民または中国の永住権を持つ外国人からの招待状
- 招待人の中国の身分証明書の正反面のコピーまたは外国人パスポートのコピー、および永住権の証明のコピー
- 申請者と招待人の間の家族関係を証明する書類(戸籍謄本、結婚証明書、出生証明書、警察署発行の関係証明書、または親族関係の公証など)の原本とコピー
※上記は基本的な情報であり、具体的な申請前に最新のビザ要件とガイドラインを確認し、それに従ってください。
- 現地でのビザの延長
- すでにビザを取得している場合の延長も可能だが、ビザなしで入国した場合でも現地で申請すれば30日間の滞在延長が可能となっている。
- 条件注意点など
- 香港への出入りが絡む場合には注意が必要である。中国に15日以内の滞在ならばビザは不要であるが、一度香港へ出てから再び中国へ再入国する場合には、日本出国日から中国再入国の日までが15日を超えてしまうと、問題が生じる場合がある。特に航空会社がノービザでの搭乗を認めない場合がある。また、大使館へのビザ申請時に、有効期限が切れていない未渡航分があるダブルビザやマルチビザがある場合には、そのビザが失効するまでの間は新しいビザの申請ができない。
- 中国のビザ取得代行料金
-
(カモメツーリスト特別料金:COUNTRY_DATE現在)
代行料金 取得所要日数 観光30日以内 18,000円 4日 業務 30日 ビザ 18,000円 4日 業務半年 2回 21,000円 4日 業務1年マルチ 35,000円 4日 業務2年マルチ 38,000円 4日 上記の料金は、航空券および現地手配と合わせてのお申し込みいただいた際の料金です。ビザ取得のみをお申込みの場合の料金はお問合せください。
「ビザ取得代行」はビザの発給を確約するものではありません。最終的には申請後、各国の大使館、領事館の判断となります。 また、万一ビザの取得ができなかった場合でも料金のご返金はできませんので予めご了承ください。
上記は日本国籍の方の条件、料金です。外国籍の方はお問合せください。
ビザの内容や取得条件等は大使館・領事館の都合により予告なく変更となる場合があります。お申込み時には必ず最新の情報をご確認ください。
取得所要日数は、必要書類をお預かりしてから通常に要するおおよその日数です。ビザ申請の内容により実際の取得日数は異なります。また、休館日・繁忙期などの理由で余分に日数がかかる場合もあります。予めご了承ください。
緊急申請の場合には別途追加料金が必要となります。
上記の料金は、手続きに必要な送料込みの価格です。
- ビザ申請書の記入事項
-
中国のビザの申請書には、名前や住所などの他、以下のような記入事項がある。
- 出生地
- 学歴
- 主な家族構成
- 中国に滞在する予定の最長日数
- 中国での日程
- 中国の招聘先または受け入れ者の連絡先
- 過去に中国ビザを取得したことがあるか、ある場合は一番最近の中国ビザを取得した日時
- 過去12ヶ月に訪問した国あるいは地域
- 中国で、ビザ・居留許可の期限を越えて滞在したことがあるか
- 中国ビザの発給、中国への入国を拒否された事があるか
- 過去30日以内に伝染病が流行している国や地域を訪問したことがあるか
その他の中国への渡航前の手続き
中国の治安状況は特別悪いわけではないが、外国人旅行者とりわけ日本人が被害にあうケースは増え続けている。衛生状態についても日本に比べれば明らかに劣っているので十分な備えをするに越したことはない。治安・衛生両面とも大都市よりも地方のほうがより劣悪である。
- 予防接種
- 中国入国に際して必要とされている予防接種はない。(黄熱病流行地から入国する場合などを除く)ただし肝炎と狂犬病については日本よりはるかに蔓延している状態なので、心配な場合は予防接種を受けておいたほうがよい。また、北京など一部の都市は大気汚染が深刻なため、呼吸器症状やアレルギー面で不安な人は事前に医師に相談しておくほうがよい。
- 海外旅行傷害保険
- 海外旅行に行く場合には旅行傷害保険は必須と考えよう。日本語のできる医師に診察してもらえる海外旅行保険のサービスを利用するのがベストである。なお、中国では入院が必要となったら先に預かり保証金(デポジット)が必要になるので、重症の場合はある程度の金額を用意して病院に行かなければならない。
カモメツーリストでは個人旅行はもちろん、社員旅行・修学旅行・新婚旅行・卒業旅行など海外旅行を幅広く取り扱っております。お気軽にお問合せ下さい!
社員旅行・修学旅行・団体旅行・ご人数の多い旅行のお見積りはこちらからどうぞ中国の概要と主な都市・観光地・名所・見どころ
中国の概要
- 中国(China)[中華人民共和国]
-
ユーラシア大陸の東部を占める世界最大の人口を擁する国。日本の約25倍の広大な面積を持つため、気候も風土も習俗も地域により千差万別で、一括りで中国旅行の魅力を言い表すことはとうてい不可能である。世界四大文明の黄河文明を紀元とする歴史遺産と、パンダを代表とする固有の動植物を含めた雄大な自然遺産が最大の観光要素であるが、近年は発展著しい都市部のレジャー施設やショッピング・グルメに高い人気が集まっている。香港・マカオはそれぞれ20世紀末に中国に返還されたが、現在でも一国二制度の下で独自の自治権を有しており、一般に中国旅行という場合は香港・マカオは含めない場合が多く、ビザの取扱いも異なる。
時差 | -1時間(サマータイムは導入していない) |
言語 | 公用語は中国語(普通話) |
使用通貨 | 人民元 [元/Yuan](RMB) |
中国の主な都市
- 北京(ぺきん)北京の格安ツアー・航空券・観光情報
人口2000万を抱える中国の首都であり、元、明、清そして現在の中華人民共和国の都が置かれた1000年以上の歴史を持つ古都である。万里の長城や紫禁城など第一級の名勝史跡があり中国観光のメイン都市の一つとなっている。上海や香港などと比べて政治都市のイメージが強いが旅行者にとってグルメ・ショッピング・ホテルには事欠くことは無い。街は天安門広場を中心に碁盤目状に広がっている。近年は経済発展に伴い交通渋滞が著しいが2008年のオリンピック開催を機に大きな改善を進めている。気候は気温の年較差が大きく、夏はかなり暑く冬の寒さも厳しい。
- 上海(しゃんはい)上海の格安ツアー・航空券・観光情報
中国の大河長江の下流に位置する中国最大の経済都市であり世界最大の港湾都市の一つである。中国における商業、貿易、科学技術、金融の中心地でもあり、北京、天津、重慶と同じく、省の中の一都市ではなく省と同格の直轄市である。アヘン戦争から100年の間、外国政府による支配下にあったが1949年に解放された。90年代に入って急速に発展し、浦東地区の超高層ビル群の摩天楼の風景は今や上海の象徴となっている。
- 大連(だいれん)大連の格安ツアー・航空券・観光情報
遼東半島の最南端に位置する港湾都市であり中国でも有数の観光地。日本を含む多くの外国企業が進出している都市であることから「北方の香港」と呼ばれることもある。坂道が多く有軌電車と呼ばれる路面電車が走る風景もどことなく香港に似ている。中国東北部の都市の中では気候が温暖である。ヨーロッパの侵略とロシア帝政の支配も受けたが「大連」という都市名は日本軍によって付けられた。見どころは多いが、日本人にとっては「旅順の203高地」の印象が強い。
- 瀋陽(しんよう)瀋陽の格安ツアー・航空券・観光情報
中国遼寧省の省都で、かつて清朝の王宮が置かれた都市。現在は東北地方の経済と交通の中心都市として発展めざましいほか、位置的に朝鮮半島に近いことから韓国や北朝鮮の文化も多く入り交じる街となっている。歴史的にもヌルハチによる後金国、そして帝政ロシアと日本による支配の影響を受けて独特の多国籍風土を残しており、ノスタルジックな歴史的建築物と振興ショッピング街などがうまく調和しているのが魅力である。郊外には緑豊かな広大な公園が多いのも特徴。冬は寒く乾燥した北風が多く吹く。
- 杭州(こうしゅう・くいしゅう)杭州の格安ツアー・航空券・観光情報
中国では「住むなら杭州」と言われるほど風光明媚なことで有名な、10世紀からの歴史を持つ由緒ある古都。かつては中国はもちろん、世界でも最大の都市の一つであった。特に中国十大風景名勝に数えられる西湖は絶世の美女に例えられるほどの美しさ。その他にも数々の歴史遺産や名産の中国茶など観光客にとって見どころは多い。気候が良く上海に近いこともあって近年は経済発展がめざましく、日本企業にとって中国の重要なビジネス拠点に位置づけられている。
- 西安(せいあん・シーアン)西安の格安ツアー・航空券・観光情報
唐の都・長安として世界的に有名な中国を代表する観光都市の一つである。中国国内はもちろん世界各国からの旅行者が多い街である。秦の始皇帝が国造りを行い、高祖の前漢の時代から長安という都市名が使われた。隋を経て唐の時代に長安は大繁栄し、シルクロードの東の拠点として東西交易が盛んになった。唐の滅亡後は西安府となり現在の西安市に至っているが、長安の城壁に囲まれた市街中心部や郊外の兵馬俑など、観光客にとって見どころがたいへん多く中国とシルクロード遺産の宝庫として絶大な人気を誇る街となっている。
- 成都(せいと)成都の格安ツアー・航空券・観光情報
四川省の中心都市であり、中国南西部の商業、貿易、交通の要衝となっている。歴史的には三国志の諸葛孔明と劉備玄徳が活躍した蜀の国の都として、自然生態的には世界一の人気動物・パンダの故郷として、そして食文化的には辛さで有名な四川料理で世界にその名が知られる大都市である。市内の歴史的遺産も豊富であるが、四川省内の多くの世界遺産や、さらにチベットへの拠点都市としても賑わっている。盆地であるため夏はかなり蒸し暑いが冬の冷え込みは厳しくない。
- 広州(こうしゅう)広州の格安ツアー・航空券・観光情報
中国広東省の省都であり、華南地方最大の大都市である。街は珠江デルタ地帯に位置し広大な市域面積を持ち、中心部には幾手にも分かれた珠江が流れている。経済発展めざましい中国において、地理的に近い香港を貿易の窓口として世界的な重要性を増してきた。また香港と同じく19世紀に欧米列強の侵略を受けたため、今でも洋風建築の残る街角の風景が見られる。「食の広州」の中心地だけあり、広州の広東料理は世界にその名をとどろかせており、高級海鮮料理と食材の豊かさは中国でも一番である。気候は温暖であるが比較的雨が多い。
中国の主な観光地・名所・見どころ
- 故宮博物院(こきゅうはくぶついん)紫禁城(しきんじょう)
北京にある歴代の中国皇帝が暮らした巨大宮殿で、中国を代表する世界遺産である。「ラストエンペラー」で有名になった最後の皇帝溥儀の後、博物院となって一般に公開された。72haという広大な敷地には9000室の部屋があるというからその規模は創造を絶する。大きく外朝と内廷に分かれており、太和門、太和殿、保和殿など多数の建物が存在する。
- 万里の長城(ばんりのちょうじょう)
中国はもとより世界で最大のスケールを誇る観光名所である。人類が建造した最大の建造物であり月から見える唯一の人口建造物である。秦の始皇帝が建設したとして有名であるが、実際にはそれ以前の王がすでに造り始めていたものを始皇帝がつなげて長城として完成させたものである。実際の戦争では敵の侵入を防ぐことには役に立たなかったが、その城壁の見事さとスケールが後世最大の遺物として価値を持つことになった。長城の上は馬が十分にすれ違えるほど幅が広く、約110mごとに城楼がある。全体のうち北京市に属するのはほんの一部であり、一般に公開されているのはさらにその一部に過ぎない。
- 外灘(がいたん)(ワイタン)(バンド)
上海を代表する観光名所。プラタナスが緑陰をなす黄浦江沿いに延びる一帯で租界時代のレトロな雰囲気が人気のエリアである。北へ行くとかつてのガーデンブリッジ(外白渡橋)があるなど至る所中国とヨーロッパの歴史の重みを感じることができる場所でもある。建築物ではモダンな造りの銀行や海関、飯店などが並ぶ景観が上海らしいイメージを作り上げている。一方黄浦江の対岸には東方明珠塔(テレビ塔)を始めとする斬新なデザインの超高層ビル群が最先端の上海を象徴する景観となっている。
- 東方明珠塔(とうほうめいしゅとう)(ドンファンミンジューター)
今や上海の街のイメージ写真ともなっているのがこの東方明珠塔を先頭にした浦東地区の超高層ビル街の風景である。上海のランドマークであるこのテレビ塔は高さ468mで東京スカイツリーよりはかなり低いものの、その独特のデザインから世界でも最も有名なタワーの一つとなっている。展望台は3か所、高さ350mの上球、263mの中球、98mの下球にあり、上球からは中国一の大都会・上海のパノラマが一望できる。夜のライトアップも見事である。上海テレビ塔、オリエンタルパールタワー、上海タワーなどとも呼ばれている。
- 旅順(りょじゅん)(リューシュン)203高地(にひゃくさんこうち)
大連近郊にある日本とロシアが戦った日露戦争の激戦地として有名な場所。日清戦争後にヨーロッパ各国が中国侵略を進めたが、1900年頃には帝政ロシアが極東における一大軍事拠点として旅順に要塞と軍港を建設していた。日露戦争が始まると乃木希典率いる日本軍は旅順攻略のため猛攻撃をしかけ、多大な犠牲を払いながらついに旅順の重要拠点である高台203高地を占領し、旅順を陥落させることができた。この激戦の記念碑「爾霊山(にれいさん)」や砲台跡のある山頂は現在では見晴らしのよい風景が望める観光名所となっている。旅順の街は中国の軍事施設が点在するため、外国人の自由な散策が規制されている区域もある。
- 西湖(せいこ)(シーフゥ)
杭州を中国有数の観光地として知らしめているのがこの西湖である。周囲15kmのこの湖は中国の絶世の美女・西施に喩えられることがあるほど美しいと絶賛されている。北京にある世界遺産の頤和園もこの西湖をモデルにして造られたほどである。特に美観と言われる西湖十景の中でも白眉なのが、湖の中央に浮かぶ三潭印月である。その他断橋残雪や雷峰夕照などビューポイントは尽きない。中国観光のパンフレットにも非常に多く登場する最も中国らしい風景と言える場所である。
- 大雁塔(だいがんとう)(ダーイェンター)
西安のランドマークとして世界的に有名な塔である。三蔵法師の名で知られる玄奘が、インドから持ち帰った経典を訳して納めるために建立した塔で7層高さ64mである。最上階まで登るとアーチ型の窓からは市街を一望できるが、この塔は外からの景観のほうが絵になり、特に夕焼けを背景にしたシルエットは風情にあふれている。大雁塔の名前の由来はいくつか諸説があるが、いずれも鳥の雁にちなんだものである。
- 兵馬俑坑(へいばようこう)(ビンマーヨンコン)
1974年に地元の農民により発見された世界的に有名な西安郊外の秦始皇帝陵周辺の兵馬俑。兵馬俑坑とは死者を埋葬する際に副葬される殉教者の代わりに埋葬される兵士や馬の人形のことである。約6,000体の兵士の人形は高さ180cm前後で全て容貌や持っている武器が異なる。その他に馬や戦車や兵器などがあり全て合わせると約8,000体にもなる。発掘現場は第1号坑から第3号坑まであり全て建物で覆われているが、中でも第1号坑は巨大なドーム屋根の圧倒的なスケールである。博物館の敷地にはレストランや土産物店などもある。
- 成都パンダ繁育研究基地
中国が世界に誇る珍獣パンダの繁殖研究施設として有名な場所である。市の中心部から北約15kmのところにあり、パンダの保護・繁殖・生態研究を行っているが、パンダだけなく他にもレッサーパンダやタンチョウヅルなど絶滅の恐れのある希少動物全般を対象として研究・繁殖を行っている。赤ちゃんパンダがいるときは保育器に入った赤ちゃんパンダを間近に見ることができる。朝は8:00から開いているが、この開門直後の早朝の時間がパンダが活発に動いている可能性の高い時間である。
- 武侯祠博物館(ぶこうしはくぶつかん)
三国志の英雄「諸葛亮孔明」と「劉備玄徳」を祀る祠堂である。武侯とは孔明の贈名である忠武侯にちなんでいる。中国の歴史上の人物で最も人気がある諸葛亮孔明は日本でも三国志の天才軍師として有名である。成都はかつての魏・呉・蜀の三国のうちの蜀の都であり、君主の劉備玄徳と家臣の天才軍師・諸葛亮孔明が活躍した場所である。周囲を赤い壁で囲まれた武侯祠の敷地内には劉備殿と諸葛亮殿があり、その間には三国志の資料が展示された陳列室がある。すぐ近くには四川名物シャオチーを味わえる食堂街・錦里がある。
- 広州塔(広州タワー)
広州の新しいランドマークとして2009年に完成したタワー。高さは600メートルでタワーとしては東京スカイツリーに次ぐ世界で2番目の高さであり、中国では最も高い建築物である。メッシュのような鼓状の双曲面構造という神戸のポートタワーと同じ構造が特徴であり、夜にライトアップされた姿は独特の美しさがある。一番高い展望台は433mの地点にあるが、その上の屋上には球状の乗り物があり、水平方向に回る観覧車のようにグルッと一周出来るようになっている。塔内にはホテルや回転レストラン、映画館、ゲームセンターなど多くの娯楽施設が入居していて賑やかである。
※随時、情報の収集・更新に努めておりますが、更新後に内容が変更になっている場合もございます。
※最新の情報を確認されたい場合は、直接施設および関係機関等へお問合せいただきますようお願いいたします。
※記載の現地情報の相違に起因するお客様の損害につきましては、責任は負いかねますので予めご了承ください。