スリランカ旅行のためのビザ(査証)取得と渡航手続き
スリランカへの入国ビザ
スリランカに入国するには観光、商用を問わずビザが必要である。ただし30日以内の短期滞在であれば、インターネット上でETAとよばれる許可証を取り、スリランカの空港の入国カウンターで短期滞在ビザを発給してもらうことが出来る。
- 有効期間
- 発効日から6ヶ月。スリランカ滞在可能期間は30日以内。
- 入国回数
- 観光目的の場合は、1回の滞在が30日まで可能なダブルエントリービザが発給され、2回まで入国可能である。ただし2回目の入国は1回目の入国日から30日以内に行わなければならない。
- ビザ申請に必要な書類
- ETAの申請時には、パスポート(存期間がスリランカ入国日より6ヶ月以上あること)のコピーが必要。入国時にはスリランカ出国の予約済み航空券、スリランカでの滞在期間に応じた十分な滞在費用が必要。
- 現地でのビザの延長
- 現地の入国管理局で90日間の延長が可能で、それから更に90日間の延長も可能。
- 条件注意点など
- 1回目のスリランカ入国はETA発行から3ヶ月以内にしなければならない。
- スリランカのビザ(ETA)取得代行料金
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(カモメツーリスト特別料金:COUNTRY_DATE現在)
代行料金 取得所要日数 9,000円 通常は即日可能 上記の料金は、航空券および現地手配と合わせてのお申し込みいただいた際の料金です。ビザ(ETA)取得のみをお申込みの場合の料金はお問合せください。
「ビザ(ETA)取得代行」はビザ(ETA)の発給を確約するものではありません。最終的には申請後、各国の大使館、領事館の判断となります。 また、万一ビザ(ETA)の取得ができなかった場合でも料金のご返金はできませんので予めご了承ください。
上記は日本国籍の方の条件、料金です。外国籍の方はお問合せください。
ビザ(ETA)の内容や取得条件等は大使館・領事館の都合により予告なく変更となる場合があります。お申込み時には必ず最新の情報をご確認ください。
取得所要日数は、必要書類をお預かりしてから通常に要するおおよその日数です。ビザ(ETA)申請の内容により実際の取得日数は異なります。また、休館日・繁忙期などの理由で余分に日数がかかる場合もあります。予めご了承ください。
緊急申請の場合には別途追加料金が必要となります。
上記の料金は、ビザ(ETA)受領書の送料込みの価格です。
- ETA申請書の記入事項
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スリランカのETA(観光目的)の申請書には、名前や住所の他、以下のような記入事項がある。
- スリランカへの到着日
- スリランカ訪問の目的
- スリランカでの滞在地住所、連絡先
- 有効なスリランカ居住ビザを持ってるかどうか
- 現在、スリランカ国内に居り、ETAを持っているか
- 複数の居住ビザを持っているか
その他のスリランカへの渡航前の手続き
スリランカは地域によってはまだ治安が悪く、また衛生状況や医療事情もあまりよくない国なので、安心して旅行するためには、以下の2点について十分に検討しておく必要がある。
- 予防接種
- スリランカ入国に際して必要とされている予防接種はない。しかし心配な人や長期滞在をする場合などは、A型肝炎、B型肝炎、破傷風などの予防接種を受けておくと安心。また蚊などの虫が多いので虫除けスプレーは必需品である。
- 海外旅行傷害保険
- 海外旅行に行く場合には旅行傷害保険は必須と考えるべきである。スリランカの医療費は高くはないが、病院を受診する際の手続きや支払い等が煩雑であるため、事前に保険会社に手続き等について確認しておくとよい。
カモメツーリストでは個人旅行はもちろん、社員旅行・修学旅行・新婚旅行・卒業旅行など海外旅行を幅広く取り扱っております。お気軽にお問合せ下さい!
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スリランカの概要
- スリランカ(Sri Lanka)[スリランカ民主社会主義共和国]
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インド洋に位置する島国で、面積は北海道よりやや小さい。世界遺産の仏教遺跡と豊かな自然、紅茶と宝石の島として世界中から観光旅行者を集めている。歴史的にはイギリスの影響が強く、イギリス自治領時のセイロンの名称もいまだに広く使われている。熱帯モンスーン気候であるが島国であるため隣国インドに比べると気候は穏やかで過ごしやすい。聖地アヌラーダプラやキャンディ、古代都市ポロンナルワなどスリランカならではの世界遺産が一番の魅力であるが、中でも古代都市シギリヤは世界でも第一級の古代遺跡として知られ、海外旅行者に圧倒的な人気を誇っている。
時差 | -3時間30分(サマータイムは導入していない) |
言語 | 公用語はシンハラ語、タミル語であるが、都市部では英語もかなり通じる。 |
使用通貨 | スリランカ・ルピー(Rs.) (1ルピーはRe.と表記) |
スリランカの主な観光地・名所・見どころ
- シギリヤ(シーギリヤ)
スリランカで最も有名な世界遺産と言ってもよいのが、シギリヤの巨大な岩山「シギリヤ・ロック」である。今から1500年前、苦悩の末に狂気になったカーシャパ王が、ジャングルの中にそびえ立つ高さ195mの巨大岩の頂上に王宮を築いてここに暮らした。そしてわずか11年で王が自殺してしまった後は、近代になって発見されるまで約1400年もの間、再びジャングルに埋もれたままであった。巨大なライオンの足のある入口や、真珠のような輝きの「鏡の回廊」など見どころは多いが、圧巻は何といってもスリランカを代表する芸術壁画「美女のフレスコ画」であり、「シギリヤ・レディ」と呼ばれ広く世界にその名を知らしめている。
- キャンディ
スリランカ一の観光都市と言えるのが、セイロン島のほぼ中央にある古都・キャンディである。日本で言うと京都である。インドからの侵入者に追われたシンハラ王朝の最後の都であり、イギリスに滅ぼされるまで約300年間シンハラ文化が華やいだ場所である。見どころは尽きないが、代表的なものとしては、スリランカ仏教を代表する寺院の「仏歯寺」、街の中央に広がる美しい「キャンディ湖」とその絶景が楽しめる小高い丘「レイク・ビュー・ポイント」、現在は考古学博物館となっている「王宮」、郊外にあるゾウの孤児園、そして世界的に有名な「ペラヘラ祭」である。
- ダンブッラ
スリランカ最大の石窟寺院がある場所として知られている。町自体はとても小さいが、水の伝説と美しい壁画のあるこのすばらしい石窟寺院のために、文化三角地帯でも屈指の名所となっている。寺院にはいくつかの石窟があるが、一番の見どころは第2窟の仏陀の生涯やスリランカの歴史が描かれた荘厳な壁画で、さらにこの石窟奥の中央部の天井からは湧水がしたたり落ちている。これがダンブッラ(水の湧き出る岩)の名前の由来となっておりもちろんこの水は聖水とされている。またこの石窟寺院は高さ180mほどの岩山の上にあり、ここからは周辺の緑の眺めが素晴らしく、視界のいい日には、同じく世界遺産のシギリヤ・ロックを遠くに望むことができる。
- ポロンナルワ
10世紀~12世紀にかけてシンハラ王朝の首都があった街である。南アジア最大の仏教都市として繁栄した全盛期には、遠くタイやビルマ(現ミャンマー)からも僧が訪れるほどであった。世界遺産に指定されている遺跡群は巨大な人工貯水池のほとりの旧市街に連なっている。遺跡群の中心は城壁に囲まれた四角形の庭に11の建築物が集まっている「クワドラングル」で、仏歯寺跡や仏堂などが建ち並んでいる。他にも今もって謎に包まれている「石立像」、天空に向かってそびえる芸術的な「ランカティラカ」、涅槃像、立像、座像の3大傑作石像の見られる「ガル・ヴィハーラ」など興味深いものばかりである。
- ゴール
スリランカ南部最大の町で、歴史あるコロニアルな港町。仏教国スリランカの中で、この町だけは圧倒的にヨーロッパ・キリスト教文化圏の雰囲気で占められている。見どころは何といっても世界遺産に指定されているポルトガルやオランダが築いた旧市街地区で、インド洋に突き出した小さな半島がまるごと砦に囲まれているという独特の地形のものである。旧市街地で観光施設と言えるほどのものはオール・セインツ教会やオランダ教会くらいであるが、砦の上を歩いて半島を一周したり、コロニアル風の建物が並ぶ旧市街の静かな街並みを眺めているだけで、十分にその魅力を満喫できる。また、砦の外の新市街地の公園やマーケットを散策したりするのも楽しい。
- アヌラーダプラ
2500年以上も前に築かれたスリランカ最古の都。インドから伝わった仏教はここからスリランカ全土へ、そしてミャンマー、タイ、カンボジアへと広がっていった。街のシンボルである白く輝く巨大な「ルワンウェリ・サーヤ大塔」、インド・ブッダガヤの菩提樹の分け木である「スリー・マハー菩提樹」、恋人の像と寝釈迦仏で有名な「イスルムニヤ精舎」、かつて大乗仏教の総本山であった「アバヤギリ大塔」など、世界遺産にふさわしい見応えある遺跡が数多く点在する。キャンディ、ポロンナルワと結んだ線で囲まれたスリランカの文化三角地帯の中でも中心地と言える場所である。
- コロンボコロンボ・スリランカの格安ツアー・航空券・観光情報
スリランカ最大の都市で経済・文化の中心地である。1985年に首都はすぐ近くのスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテに移転したが、現在でも事実上の首都はコロンボである。インド洋に面したイギリス植民地時代の街並みと香りを残すエキゾチックな港町として観光客に人気が高い。街はエリアごとにはっきり性格が分かれており、近代的な高層ビルが建ち並ぶ「フォート地区」、下町の繁華街「ペター地区」、高級住宅地の「シナモン・ガーデンズ」、そして海岸線沿いの「ゴール・ロード」に大別される。東洋と西洋のさまざまな様式の建築物がみごとに調和している街である。気温は年間を通してほとんど変わらない。
- ゴール・ロード
インド洋の心地よい風が吹き抜ける海岸線の目抜き通りで、コロンボを代表する美しい景観の場所でもある。広大な緑地の「ゴール・フェイス・グリーン」付近から海岸線沿いに南下してバンバラピティヤ駅のあたりまでの間にスリランカ名産の高級宝石ショップからカジノ、アパレル、日本料理店からファーストフードまであらゆる種類の店が並び、スリランカ政府観光局やスリランカ紅茶局もある。この通りを歩くのは日中は暑いので、夕刻が一番おすすめである。日没の赤い太陽がインド洋に沈む景色はスリランカで見ることができる最も素晴らしい景観の一つである。
- コロンボ国立博物館
1877年のイギリス総督時代に造られた、白亜のコロニアル建築がとても美しい格式ある博物館で、紀元前から現代までのスリランカの歴史と文化と自然の全てを学ぶことができる。スリランカ観光をする場合にはまずここを訪れておくと、たいへん有益である。キャンディ王朝時代、ポロンナルワ期、アヌラーダプラ期の文化三角地帯の歴史遺物には目を惹きつけられる。2階にはスリランカの名産品である宝石と工芸品の展示、さらに悪魔祓いの人形のコレクションがあり見応えがある。この博物館のすぐ裏手に国立自然史博物館もある。
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