インドの観光旅行のためのビザ(査証)取得と渡航手続き
インドの観光ビザ
日本人がインドへ入国する場合には必ずビザが必要。観光が目的の場合は観光ビザ(Tourist Visa)を取得しなければならない。
- 有効期間
- 原則として発給日から6ヶ月であるが、入国審査官判断となる。
- 入国回数
- マルチプルビザは制限なし。(※インドを最後に出国してから2ヶ月間再入国不可だった制度は撤廃された。)
- ビザ申請に必要な書類
- パスポート(有効残存期間は6ヶ月以上)
写真(5cm×5cm)、ビザ申請書
- 現地でのビザの延長
- 観光ビザで入国した場合は、インド国内でのビザの延長は不可。
- 条件注意点など
- 前回インドを出国して6ヶ月以内の人は、申請時にインド大使館またはビザセンター担当者との面接が必要な場合がある。旧パスポートに有効なビザがある場合は、旧パスポートも提出が必要。ビザ失効から1ヶ月以内は新たな観光ビザの取得は不可。
- インドのビザ取得代行料金
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(カモメツーリスト特別料金:COUNTRY_DATE現在)
代行料金 取得所要日数 12,000円 7~10日 上記の料金は、航空券および現地手配と合わせてのお申し込みいただいた際の料金です。ビザ取得のみをお申込みの場合の料金はお問合せください。
「ビザ取得代行」はビザの発給を確約するものではありません。最終的には申請後、各国の大使館、領事館の判断となります。 また、万一ビザの取得ができなかった場合でも料金のご返金はできませんので予めご了承ください。
上記は日本国籍の方の条件、料金です。外国籍の方はお問合せください。
ビザの内容や取得条件等は大使館・領事館の都合により予告なく変更となる場合があります。お申込み時には必ず最新の情報をご確認ください。
取得所要日数は、必要書類をお預かりしてから通常に要するおおよその日数です。ビザ申請の内容により実際の取得日数は異なります。また、休館日・繁忙期などの理由で余分に日数がかかる場合もあります。予めご了承ください。
緊急申請の場合には別途追加料金が必要となります。
上記の料金は、手続きに必要な送料込みの価格です。
- ビザ申請書の記入事項
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インドの観光ビザの申請書には、名前や住所などの他、以下のような記入事項がある。
- 申請するビザの期間
- 必要な入国回数
- 父親/夫の名前
- 職業/会社名/会社の住所/会社の電話番号
- 過去のインド訪問について
- 過去にビザ申請を、またはインドで滞在期間延長を拒否されたことがあるか
- 渡航目的とその場所
- 父方または母方の誰かがパキスタン国籍をもったことがあるか
- 最近10年間に行ったすべての国
- 以前にインドに行ったことがある場合は行った場所
その他のインドへの渡航前の手続き
インドは治安や衛生状態が決して良い国とは言えない。安心して旅行するためには、以下の2点について、十分に検討しておく必要がある。
- 予防接種
- インドへ入国するにあたっては予防接種は一切義務付けられておらず、注射証明書も不要である。しかしながらインド旅行者にとって狂犬病とA型肝炎は最も気を付けなければならない伝染病である。心配な人は事前に予防接種について検疫所・診療所に相談をしましょう。
- 海外旅行傷害保険
- 海外旅行に行く場合には旅行傷害保険は必須と考えよう。治安の良くないインドの場合は病気や怪我だけでなく、所持品を盗まれる被害にあう可能性が高いので、傷害保険の基本契約だけでなく盗難物の補償についてもカバーできる契約を選んだほうがよい。
カモメツーリストでは個人旅行はもちろん、社員旅行・修学旅行・新婚旅行・卒業旅行など海外旅行を幅広く取り扱っております。お気軽にお問合せ下さい!
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インドの概要
- インド(India)[インド共和国]
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紀元前のインダス文明から4000年以上の歴史を持つ南アジアの大国。12億1000万人の世界第2位の人口を擁し、多種多様な民族・言語・文化の国として世界中から多くの旅行者を集める観光国でもある。インド亜大陸と呼ばれる広大な国土は、大きく分けてデリーやアグラ、ジャイプール、ヴァラナシなど中央部の観光都市からヒマラヤのふもとのカシミールまで含めたインド北部、インド最大の貿易都市ムンバイを中心としてエローラ、アジャンタを擁するインド西部、ベンガル湾を控えた大都会コルカタと紅茶の産地ダージリンを含むインド東部、チェンナイ、コーチンそしてIT産業のバンガロールのあるインド南部の4つのエリアに分けることができる。同じインドでもそれぞれに異なる自然と文化が楽しめ、観光旅行者にとって魅力は尽きない国である。
時差 | -3時間30分(サマータイムは採用していない) |
言語 | 公用語はヒンディー語で、英語は補助公用語 |
使用通貨 | ルピー(Rs)とパイサー(P |
インドの主な都市
- デリーデリーの格安ツアー・航空券・観光情報
インドの首都でニューデリーとオールドデリーに分けられる。歴史のあるのはオールドデリーであり、ニューデリーはイギリス統治下で新しく首都として建設された。数々の王朝がこの地に都を置いたが、ムガル帝国時が最大で歴史的文化遺産もこの時代のものが多い。近世においてはイギリス植民地の影響が大きい。1990年代以降経済の開放化が進んで急速に発展しアジアの近代的都市の仲間入りをしたが、洗練された街並みのエリアと雑多で喧騒なエリアとが混在し多彩な顔を持つ大都市となっている。夏(5.6月)は40度を超える猛暑になるが、冬は比較的快適な気温になる。
- ジャイプルジャイプルの格安ツアー・航空券・観光情報
ピンクシティの名で世界的に有名なインドの城壁都市である。名前の通り旧市街地の建物は土色の赤みに近いピンク色で統一されており、マハラジャ豪奢のイメージをそのまま表したような街である。1728年にこの街を造ったのもマハラジャのサワーイ・ジャイ・スィンであり、ジャイプルの名前の由来となっている。見どころが集中している碁盤目状の旧市街と、現在の都市機能の中心である新市街、そして郊外のアンベールの3つにエリアを分けられる。アンベール城では象のタクシーもありユニークである。映画大国インドで一番豪華な映画館ラージ・マンディールもある。
- ムンバイムンバイの格安ツアー・航空券・観光情報
かつて栄えた東インド会社の商業伝統を受け継ぐインド随一の国際貿易都市で、現在の西インドの玄関都市である。17世紀のイギリス植民地時代から長らく「ボンベイ」の名で知られてきたが1995年にインド政府は元々の地名であるムンバイに名称を戻した。アラビア海に大きく突き出した南北に細長い独特の地形の街はイギリスの伝統あふれるフォート地区周辺に多くの見どころがあるほか、エレファンタ島や美しいビーチなど海に囲まれた地形ならではの観光名所が多い。
- チェンナイチェンナイの格安ツアー・航空券・観光情報
インドの4大都市のひとつで、長らくマドラスの名前で知られていたインド南部の大都市である。デリーやムンバイと違ってイスラム文化の影響を受けておらず、インド南部のドラヴィダ文化とイギリス植民地時代の面影が混ざり合った独特のゆったりした雰囲気を持つ街である。またイエス・キリストの使徒トマス伝説の地としても有名である。「ジョージ・タウン」と呼ばれる旧市街地を中心に発展した港町であり、市内には2本の川と1本の運河が流れる水都でもある。さらにムンバイと並ぶ映画の街でもあり広大なMGRフィルム・シティは映画ファン必見の場所となっている。
インドの主な観光地・名所・見どころ
- タージマハル
インドで最も有名な観光名所であり、世界的にも第一級の世界遺産である。ムガル帝国5代皇帝シャー・ジャハーンが亡くなった妻のために22年の歳月と莫大な費用を費やして建設した巨大な墓である。大理石の壁には世界中から集められた貴石がちりばめられている。四隅のミナレットは高さが43mあり霊廟との位置バランスも完璧でシンメトリックの美の極致と言える。さらに十字形になった水路を持つムガル様式の広大な庭園も素晴らしい。
- ラール・キラー(レッド・フォート)
5代目の皇帝であるシャー・ジャハーンが建設した要塞で世界遺産。クトゥブ・ミナール、フマユーン廟と並んでデリーを代表する観光名所である。赤い砂岩で築かれているため、赤い砦、レッド・フォート、デリー城と呼ばれることもある。シャー・ジャハーンはアグラからデリーに首都を戻しオールドデリーの基礎を築いた。イギリス統治時代に長らく軍事施設となっていたがセポイの反乱宮殿は破壊された。今でもインドの独立記念日にはここで式典が行われる。
- ハワー・マハル(風の宮殿)
ジャイプルのシンボルとも言える名所でピンクシティの象徴である建築物。1799年マハラジャによって建てられたが、これは当時姿を見られることが禁じられていた宮中の女性たちが、窓から街の景色を眺められるようにと造られたもの。5階建てで奥行がなく巨大な壁のような形をしている。風通しをよくするためバルコニーや小窓がせり出しているのも特徴である。内部にはカラフルな色ガラスが使われており、光が差し込むとたいへん美しい。
- アンベール城
ジャイプルの中心部から北東に13kmほどのところにあるアンベール城はジャイプル遷都以前に王国の都が置かれていた場所である。現在ここは何と言っても象のタクシーで有名なところである。アンベール城は丘の斜面に築かれているが、麓から城までの間をきれいな化粧をした象の背中に乗って行くことができる。一頭に2人まで乗ることができる。アンベール城は外観は粗野であるが城壁の内部は壮麗の一言に尽きる。無数の鏡が埋め込まれた幻想的な勝利の間や、精緻なモザイクと彩色が施された壁面のすばらしさから「世界で最も美しい門」と言われるガネーシャ門など、まさに砂漠の中のマハラジャ豪奢の最高峰がここにあると言ってよい。
- エローラ
インドを代表する石窟寺院の遺跡があることでエローラの名前は世界的に有名である。もちろん世界遺産に登録されておりインド第一級の観光地であることは言うまでもない。合計で34もの石窟寺院があるが、それらは仏教石窟群、ヒンドゥー教石窟群、ジャイナ教石窟群に分かれている。その中でも第16窟のヒンドゥー教のカイラーサナータ寺院は、インド最大の石窟寺院でありエローラのハイライトである。巨大な岩山を掘り下げながら100年以上の歳月をかけて掘り出された無数の彫刻群は想像を絶する気の遠くなるようなスケールで、これだけを見にインドへ来たとしても十分に価値があると言えるほど。
- アジャンタ
エローラと並んでインドが世界に誇る仏教石窟寺院群があるのがアジャンタである。特にこのアジャンタは貴重な壁画で知られている。古代インド絵画の中でこれほど完成度が高くしかも現在までくっきりと残っているものは他にない。宮殿のような豪華な第1窟をはじめとする約30ほどの石窟寺院は、U字型に大きく蛇行したワーグラー川に沿った峡谷に並んでいる。5世紀から7世紀にかけて次々と寺院が彫られ仏教文明が華やいだが、この地域を支配していた帝国が滅亡するとその後は約1,000年以上もジャングルの闇の中で忘れ去られたままだった。1819年にイギリスの軍人により発見された。蛇行するワーグラー川に囲まれた山の山頂の見晴らし小屋やさらに高い位置にある展望台からの眺めも素晴らしい。
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